



”コンフィチュール”とはフランス語でいうジャムのこと。日本でこの言葉は徐々に一般的になっていますが、従来型の、素材の風味の薄い堅めのジャムと差別化して、コンフィチュールというものは、柔らかくてよりフルーティーなパティシェ的創作ジャムと考えて取り組んでいます。
W.Boleroのコンフィチュールは、果実に、フルーツブランデーを少量加え、果糖をゆっくり染み込ませ完熟感覚を増すという下準備から始まります。そして、本炊きはフランス産の大きな銅製の平鍋で、出来るだけの強火で一気に炊きあげます。ことこと煮詰めるのではなく、一気に炊きあげるという表現がぴったりきます。 それはできるだけ果実に熱を入れる時間を短くし、果実の風味が飛ぶのを最小限に抑えるための配慮です。人間の舌というものは、固体より液体の方が味覚細胞に触れる質量が増えるため、味を濃く感じ取りますから、堅いジャムよりは柔らかめのジャムの方が味がでる。堅さの調整と香りを付加するために仕上げにアルザス地方のフルーツブランデーを加え、緩いジャムに仕立てます。
素材である果実は、2素材以上をミックスし、その味のハーモニーの妙を演出し、大人の味覚で楽しんでもらえることを、志しています。
パン食のご家庭に、W.Boleroシェフ渡邊が自信をもってお奨めできるコンフィチュールです。